【陰口への対処法】陰口を言わる様になれば一人前、陰口を言うのは半人前

わたくしは仕事のことで

「陰口を言われたら自分の勝ち」

と思っております。

人の陰口に自分が悩む必要はありません。

陰口は「しょせん陰口」なのですから。

陰口を言われる様になったら一人前です。

ただし、

陰口を言う人は自分の評価を自ら下げるだけです。

陰口を言わず正々堂々と戦う人間になりましょう。

 

ポイント

・陰口は嫉妬や妬みから

・内容は“言った人が劣っていると認めた”ところ

・言われて一人前と思いましょう

・陰口への対処法

・人の陰口は止めましょう

 

 

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目次

人はなぜ「陰口」を言うのか

陰口は嫉妬や妬みから

陰口を言われる原因は色々

あるかとは思いますが、

多くは嫉妬や僻みからくるものです。

 

例えばあなたが5歳の子供と

クイズに興じた時に、

その子供にわざと勝たせてあげたとします。

その時に子供が

「僕はおじさんより頭が良い」

と言われたとします。

あなたは「そうだね。君は頭が良いね」

と余裕で答えるでしょう。

それは、あなたが言わずとも他人からは

「わざと負けてあげた」と分かるからです。

そこには、嫉妬や妬みといった感情は

全くないでしょう。

これを仕事上で、近しい部下と上司の関係に

置き換えてみます。

 

例えば取引先に

「君には責任感が見られない。

それにひきかえ君の部下は、

最後まで誠心誠意仕事に対応

してくれている。

これからは、君の部下と交渉したい」

と言われたとします。

その上司は

「自分は部下より責任感があるのに」

といった妬みの感情から、

自分とその部下と共通する人物に対して

「あいつは無責任な奴だ」と言うことで

自分の考えを正当化しようとすると共に、

自分の感情を発散しようとして言いまわります。

自分のテリトリー範囲内で、

他人に能力を追い越された際に抱く

「嫉妬」の感情が「陰口」の要因

となるのです。

 

「陰口」の内容は“言った人が劣っていると認めた”ところ

そして、陰口の内容は即ち

「自分が相手よりも劣っているところ」

と第三者の評価されたことに対して、

自分でも内心認めたところなのです。

もしも他人から見て対象者より

「劣っている」と指摘があったとしても、

自分では対象者よりも劣っていない

自信があれば、それは「劣っている」と

言われた人に反論するか、

行動で自分の方が優れていることを

アピールすれば済むことです。

それを反論も出来ずに陰口と言った行為を

するということは、

「自分が相手よりも劣っている」ことを

内心認め、

さらに自分の力量では超えられないと

思っていることに他なりません。

 

プライドが高い自分は保身を共有してほしい

自分ではその対象者よりは劣っている

ことは内心思っていても、

プライドが高い方は

「自分はアイツより劣っている」

などとは認めたくないものです。

ですので、

「アイツはあそこがダメだ」

と自分が劣っているところを

対象者の方が劣っていると吹聴することで、

自分の保身を他人に共有しようとするのです。

これが「陰口」です。

 

陰口を言われて一人前

陰口を言われるということは、

その内容について陰口を言う人が

対象者よりも劣っている事を認めたことです。

その対象者は陰口を言う相手に対して

一目置かれた存在となった証拠です。

人の陰口に自分が悩む必要はありません。

陰口は「しょせん陰口」なのですから。

むしろ人から陰口を言われるということは、

他人から評価してもらったと理解し

「陰口を言われて一人前」と、

高らかに勝利宣言しましょう。

 

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「陰口」は言うのも聞くのも百害あって一利なし

陰口は自分の評価を下げるだけ

陰口を言う人は、

その対象者よりも自分の方が優れている

ことを正当化する行為ですが、

それを聞かされた人はその意見に

同調するでしょうか。

答えは「NO」です。

もし、陰口の対象者が陰口を言う方の

通りの方であれば同調しますが、

そうであれば堂々と陰口では無く

本人に直接言えば済むことです。

それを当人に言えないのであれば

「陰口の内容は事実ではない」

ということを自分からわざわざ

認めていることに気が付かないからです。

それを聞かされる人は

「また陰口を言っている」

と思うだけです。

わたくしも一人前に陰口を言われる立場になり、

社内ではもとより社外からもわたくしに対する

陰口が2桁人数で聞こえてきます。

しかしながらその報告をして下さった方が、

誰一人としてその陰口を信じるどころか

わたくしに対して肯定的な、

陰口を言った人に対して否定的な意見

のみ頂いております。

このことからも分かるとおり、

陰口がウソか本当かは誰でも分かりますし、

そこは大人ですので自分で判断します。

陰口を言っている人は、

言えば言うだけ自分の評価を下げているのです。

 

陰口を言う人には分からない

陰口はその対象者に堂々と言えないからこそ

陰口でありますし、

陰口を言う事で自分の評価を上げようと

躍起になって多くの人に吹聴します。

しかしながら陰口を対象者に聞こえない様に

言っているつもりでしょうが、

その陰口が本人に聞こえてくることも、

自分の評価を下げている事にも

気が付いていないのでしょう。

なぜなら、

それでも陰口を言い続けるからです。

 

陰口は絶対にやめましょう

以上より、

「陰口を言うことはただ自分の評価を

自ら下げるだけの行為」です。

それに対象者に対して堂々と言えない

アンフェアな行為は、

社会人としてはあまりにも稚拙な考えです。

陰口を言うことは絶対にやめましょう。

そして、

正々堂々と対象者より認められる

存在となりましょう。

 

 

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陰口を言われた際の対処法

言われた立場の場合

気にしない

陰口を言う人は、

本人に直接言うほどの正当性も

度胸も持ち合わせておりません。

実力では無く陰口でしか、

あなたに対抗できない可哀想で

残念な方なのです。

陰口を言われた際の対処としては

「気にしない」

の一点です。

むしろ自分はその方から羨ましい存在

である事を周りに言いまわっている

様なものです。

不安になるのは

「そのことを誰かが信じるのではないか」

ということですが、

前述のとおりその陰口は誰も信じませんので、

心配することはありません。

また、今まで会った事のない方が

その陰口だけを聞かされてあなたと

出会った際は、

それは言われた陰口のイメージで

あなたのことを見るかも知れませんが、

いずれはそれが違いことにも

言われていたことがウソだということも

理解するでしょう。

あなたは、

「わざわざ自分の評価を上げて頂き

さらに皆様に宣伝までして頂き、

ありがとうございます」

くらいの気持ちで、

気にしないことにしましょう。

 

距離をおく

他人の陰口を言う人からは、

自分の事を言っている人はもちろんのこと

他人の陰口を言う人からも

距離をおきましょう。

陰口の対象は、

自分より優れていると思った人全員です。

今は他人の陰口を言い回っている

かもしれませんが、

その対象がいつか自分になる可能性は

充分あります。

 

直接言う

あまりにも迷惑であれば直接

「陰口は止めて下さい」

と言うのも効果があります。

ただし、単身で乗り込むのは絶対にダメです。

陰口を言っている方は、

言われた方の実力を認めない若しくは

認めたくないから陰口を言い回る方ですから。

最も効果的なのは

陰口を言う人より地位の高い方、

または複数人で言う方が良いでしょう。

第三者が

「あの人の陰口は止めて下さい」

と言うことは

「あなたの考えは間違っていますよ」

と言うことに等しいからです。

その人のプライドが傷つく行為でも

ありますので

その後になにかあるかもしれませんが、

少なくとも言われた方には

味方がいることは理解する筈です。

直接言ってその後は距離をおく方が

良いでしょう。

 

あえて笑顔で接する

これはわたくしも実践した方法です。

陰口を言う方に対しては距離をおいて

基本的にスルーなのですが、

その方と社内ですれ違ったりして対峙する時は、

敢えて笑顔で接することにしました。

相手は陰口の対象者に、

好意的では無い態度を取っている

ことがほとんどです。

そして相手は、陰口の対象者の反応を気にします。

こちらがその陰口に対して腹を立てれば、

それは相手の思うツボです。

逆に言われた側の立場としては

「残念な人」と思い、

言われた事に対して反応することなく

笑顔で返すのです。

すると陰口を言った側は、

ひょっとしたら何かしらの対応策を

講じたのではないと考えたりして、

こちらが何を考えているのかが

読み取れなくなります。

事実わたくしの場合、

わたくしに対して陰口を言っていた方は、

共通の上司に相談したそうです。

そこで、彼がわたくしに対する陰口を

日常的に言っていることが上司に知れる

こととなりました。

 

聞かされた立場の場合

信じない

陰口に限らず、

他人からの第三者評価は信じない様に

して自分で確かめましょう。

陰口の場合は、

その人が自分の保身で言っているに

過ぎない行為です。

また陰口ではないにしろ他人からの

第三者評価は、

自分が実際に会って感じた評価とは

全く違ったということが多々あります。

それは自分と他人は別人ですので、

人に対して抱くイメージが同じわけが

ありません。

他人の評価を聞いた際はその内容を

鵜呑みにしないで、

自分で実際に確かめましょう。

 

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絶対に言う人間にはならない様に

わざわざ自分の評価を下げる必要はありません

以上のことを踏まえて、

それでも陰口を言おうと思う方は

皆無だと思います。

陰口を言うことは、

その瞬間は自分の気分が晴れる行為

ではありますが、

それ以上に失うものも多い行為です。

 

実力で評価を上げる人間になりましょう

わたくしもそれなりに仕事に

対するプライドはありますので、

業務内容などの批判や意見は反論する

ことはあります。

しかしながら、こと人間関係に対する

プライドは仕事には不要と考えております。

もちろん、

年下の部下や他社の方がわたくしよりも

実力が上と思うところはありますが、

嫉妬心より「あいつやるな」と

リスペクトの方が上回りますし

「あいつが俺よりも上ならば、

今度は俺が超えてやる」

と正々堂々と行動で実力を

挽回しようと思います。

嫉妬心から陰口を言ったところで、

自分のスキルが上がるわけでは

ありません。

陰口を言う労力と時間があるなら、

その分自分のスキルを上げることに注力します。

陰口で自分をアピールするより、

実力で評価を上げた方が絶対に自分にとっても

良い方向に還元されます。

 

まとめ

陰口を言われるのは

気分が良いものではありませんが、

その方から嫉妬されている証拠でもあります。

またその陰口を信じる人も、

あなたを見れば陰口はウソだと分かります。

「自分も陰口を言われる様な人間になった」

とポジティブに捉え、

陰口に負けないどころか

「陰口は大歓迎」

と堂々と生きていきましょう。

そして自分の中に

「誰にも負けてられない」

プライドを陰口でストレスを解消するよりも、

正々堂々と実力で見返しましょう。

 

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