将来の夢が決まってない・転職を考えている方必見・土木設計のススメ

土木系エンジニアって職業ご存知でしょうか。

これからの時代におススメの業種です。

これから土木系コンサルタント歴25年の私が、

土木系エンジニアのたくさんの魅力をご紹介させて

いただきます。

将来の夢がまだ決まっていないとお悩みのあなた。

選択肢のひとつに「土木系エンジニア」

ご検討ください。

・土木系エンジニアとはどんな職業
・土木系エンジニアの魅力を紹介
・文系でも土木系エンジニアになれる
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目次

土木系エンジニアとは

ざっくりいうと、

道路や橋やトンネルなどの形を決める仕事です。

道路を例にしますと、まずは自治体の都市計画や住民要望などで

道路の位置をおおまかに決めた後、

測量や地質調査結果から分かる現場の状況を考慮しつつ、

法律や基準を守りながら様々な条件をクリアして

道路の形が決まります。

ただ、道路の形を決めるには

道路の将来的な交通量や速度によっても違いますし、

舗装の厚さも交通量や地質条件などで変わってきます。

そういった問題をひとつひとつ検討・解決して決まったら、

工事に必要な図面におこして数量計算を出すまでの仕事をこなすのが、

土木系エンジニアの大まかな仕事です。

土木系エンジニアの魅力

設計した構造物が完成した時の感動

この仕事の魅力はなんといっても、

自分が設計して図面を描いた道路や橋が図面通りに

目の前にドーンと完成した時の感動ですね。

いちど味わいますとクセになります。

自慢しやすい

誰もが知っている施設の設計に携わったら、自慢になりますよね。

私も詳しくは言えませんが、2年前に東京オリンピックで

使用する某会場の外構設計を担当しておりましたが、

親戚の集まりの際には「すごいね」などと誰からも言われますし、

初対面の人に自分の仕事を分かりやすく

「○○の設計をしました」といえば「お~っ」となるわけです。

ちなみに、観戦チケットくらい届くものだと思っておりましたが

待てど暮らせど届かないので、結局自力でゲットしました。

これから重宝される業種

建設業界も高齢化がすすみ人手不足が深刻化するといわれています。

そのような中で、じつは橋やトンネルといった

インフラの高齢化も深刻な状況でして、

構造物の長寿命化を目的とした定期点検や補修の仕事は

将来橋やトンネルが無くならない限り続きます。

また、

土木の設計は現場によって地形や土質などが

同じ現場などない「一点もの」でして、

AIには無理な業種と言われております。

人手不足なうえ仕事は今後もたくさん。

私がこの業界をススメるのはここなんです。

これから重宝される業種なのです。

資格取得で将来は安泰

土木系には技術士やRCCMや土木施工管理技士と

いった資格が数多くありますが、

なかには会社にいる人が持っていないと出来ない仕事もあります。

ですので、会社側としては有資格者を優遇してくれます。

資格を持っていれば会社から資格手当もつきますし、転職にとても有利です。

また、定年を迎えても資格は有効ですから再雇用されやすくなります。

この業種にいるからには、資格はぜひとも取っていただきたいです。

資格については、別記事でも解説しております。

土木系エンジニアは理系か文系か

「エンジニア」というからには理系の仕事かと思われがちですが、

個人的に土木系エンジニアは半々か文系の要素が

上回っている気がします。

ここでは、土木系エンジニアの仕事を目指す文系の方に、

文系でも問題なく天職となる業種であることを

説明させていただきます。

文系でも土木系エンジニアになれる

たしかに理系要素は多い職種ではあります

この業種は理系の人はもちろんのこと、

文系だからといってむずかしいことは全然ありません。

私も高校は文系で、数学はいつも赤点ギリギリでした。

そんな自分が数学を使って仕事しているのが不思議なくらいです。

そんな私でも、この業界で25年もの間働き続けております。

確かにすべてにおいて検討や根拠となるものに

物理的な計算を必要としますが、

必要な部分を現場状況に応じた数値に変えるだけですし、

最近では計算ソフトも充実しております。

中には、エクセルで自作した計算ソフトを公開している

ありがたい方もたくさんいらっしゃいます。

私も「計算は電卓がしてくれる」と部下には常々言っております。

しかしながら、計算結果が合っているかどうかの判断は

その公式を理解しないと分かりません。

そこは自ら勉強して把握する必要がありますので、

文系・理系に関係なく努力あるのみです。

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土木系エンジニアは文系要素も

もちろん、土木設計は応用力学など物理を基礎とした

考え方で成り立っていますが、

検討結果を報告書としてまとめ上げる文章力も必要となります。

また、この分野で取得する資格の多くが試験に論文取り入れており、

文章力が試されます。

文章を用いて相手を納得させる能力も必要となりますので、

そのあたり文系の要素が強い業種です。

業務内容によっては文系要素のみの場合も

業務内容によっては、計算などがない文章のみの

報告書や提出書類もあります。

例えば、自治体からの委託業務を実施する時に提出する

「業務計画書」(または「作業計画書」)は、

うけ負った業務をどう進めていくかを文章にまとめて提出します。

また、

調査報告書関係は観測や計測等で得られたデータを用いて

現状の結果を報告書にまとめるため、

そのほとんどが文章となります。

その時は、得られたデータをどう解釈するかといった説明を求められ、

時にはA4版の報告書に10ページ(約1000枚)が

ほとんど文章で構成されることもあります。

まとめ

以上から、土木系エンジニアという職業は、

これから将来に向けて重宝がられ、

永遠に無くならない職種です。

さらに頑張り次第では、資格を取って老後も安泰となります。

また、土木系エンジニアという職業は物理学を基に

解析することが多いのは事実ですが、

だからといって「文系だからできない」ということは

全然ありません。

自分の将来が決まっていないのであれば、

土木系エンジニアをおススメします。

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