資格の取得は若いうちに挑戦した方が絶対有利と断言する6つの理由

わたくしは土木系コンサルタント会社に長く勤務しておりますが、

唯一の後悔は、

「若いうちにもっと資格勉強をするべきだった」

です。

土木系エンジニアで高みを目指すなら、

全てにおいて資格は有利に働きます。

資格試験は若いうちからチャレンジすることと強くお勧めします。

若いうちから資格勉強するメリット
・資格勉強でスキルアップ
・資格試験は体力と集中力勝負
・トラブル等で試験が受けられない恐れあり
・資格手当で給料アップ
転職に有利
・将来の選択肢が増える

 

スポンサーリンク

目次

若いうちから資格勉強をするメリット

知力(資格勉強でスキルアップ)

勉強して差をつける

体力でも説明しますが若い方が集中力は持続しますし

吸収力も若い方が有利です。

しかも、資格勉強は自分のスキルアップに直結します。

総務省統計局の調査では、

社会人の勉強時間は1日平均6分だそうです。

1日1時間でも勉強すれば平均的な方の10倍もの勉強を

していることとなります。

周りが勉強していない分、

若いうちから勉強するほうが自分のスキルが向上しますし、

日々の勉強の積み上げで同年代の方との差が付くのは歴然です。

 

勉強を習慣化する

資格勉強に限った話ではありませんが、

勉強をしてムダなことはありません

勉強ついでに資格を取得するという考えでも結構です。

まずは、1日30分でも良いですので勉強する習慣を身につけましょう。

 

体力(資格試験は体力と集中力勝負)

脳で消費されるカロリーは全体摂取カロリーの約24%と

言われていることからも分かるとおり、

集中して勉強しますとそれなりのカロリーを消費します。

そして、脳が消費するのはブドウ糖が主ですので、

脳をいつも以上に使うとそれなりに疲れてしまいます。

試験勉強はもとより、試験中は頭をフル回転させて臨みます

また資格によっては、

試験会場で丸一日かけて論文を書きあげる試験もあります。

そのような試験の時、論文の題材は当日にならいと分かりません。

論文試験の題材はある程度は傾向があるため事前準備は可能ですが、

文章構成はその場で考えなくてはならないこともありません。

さらに論文を書き上げるのは時間との闘いでもあります。

いずれにしても丸一日の試験となりますと、

試験終了直後は相当な疲労感に襲われます。

特に一日がかりの試験は体力勝負です。

また加齢とともに体力は落ちていきますので集中力も持続しません。

体力や集中力の点からも、若いうちに受験した方が圧倒的に有利です

 

時の運(トラブル等で試験が受けられない恐れあり)

試験は何が起こるか分かりません

時には運も資格試験に左右されることがあります

例えば、問題の内容がほとんど自分の得意分野であったり、

前日に勉強したヤマを張った不得意分野が問題に出たなんて

時の運が良い方であればラッキーですが、

悪い方に運が向いて不合格になったなんてこともあります。

わたくしは、試験の1ヶ月前から自覚症状は無いのですが

咳が出始めたらしばらく止まらなくなることが

2か月間続きまして、

最悪なことに試験中に咳が止まらなくなり試験途中に

退席せざるを得ない状況となりました。

結果はあと1問で不合格。

あの時あと1問でも解いた後に退席していれば合格だったのに、

咳が止まらなくなったことでまた1年後に試験を

受けざるを得ない状況となりました

(因みに1年後は余裕で合格でした)。

あの時に運悪く咳が止まらなかったがために、

試験の合格が1年先延ばしとなりました。

また、2019年の技術士1次試験は、

台風の影響で関東地方のみが中止になりましたし、

2020年は新型コロナウィルスの世界的大流行により多くの

資格試験が中止または延期となっております。

天候や災害など自分ではどうしようもない理由で

試験に臨めないこともあります。

 

若ければ受験する機会が増えます

この様に、試験には何が起こるか分かりません

開催は年に1回のみという資格試験の方が多いです。

何かの不運で1年間先延ばしになるのであれば、

若いうちから受験する方が合格する機会が増えます。

予期せぬバッドフォーチュンも考慮すれば

若いうちから試験に臨む方が資格を取得する機会は増える訳です

資格手当で給料アップ

会社にとっても社員の資格はメリット

会社側としても資格所持者を雇うことにはメリットがあります

公共事業であれば、入札参加に資格所持者の人員を

配置することを条件とする案件が普通ですし、

プロポーザル型の入札案件でしたら、資格所持者の人数が

ポイントになり多くの資格所持者が在籍している方が

会社として入札が有利になります。

 

資格手当で資格所持者を増やす

会社側からしても人を雇うなら資格が有る人と無い人では、

当然のことながら資格を持った方を優遇するのは当然です。

手当を出してでも社内の資格所持者を増やしたいわけです

転職に有利

わたくしも転職を30代中頃に経験しましたが、

どこの会社の面接でも、

「あなたはどんな資格をもっていますか」

と聞かれました。

その頃のわたくしは後述しますが資格は

不要と考えておりましたので資格を持っておらず、

結局そこがネックとなり不採用となったケースが多々ありました。

また、今のわたくしは転職者を面接する立場となりましたが、

履歴書の内容と本人の

「あれもできます」

「これもできます」

と言うアピールを信じ、

いざ雇用したら全く出来ない方を多く見て来ております。

会社側とすれば転職希望者に対して、

いくら履歴書に経歴を書いたところでその人の実力は未知数です

転職希望者の実力は、

その人の年齢と経験年数に見合った資格を所持しているか

ということが重要な判断材料となります。

雇用する立場としてみれば資格所持者が欲しいわけですし、

その人の所持している資格である程度の実力を測る指標ともなりますし、

会社側としても資格を所持している人を多く雇用したいので、

資格を所持している方が転職にも有利になります

 

将来の選択肢が増える

中には「資格なって不要」と思っている方もいますが、

世の中はまだそこまで変化しておりません。

確かに取得している資格の有無でその人の全てが

わかるはずもありません。しかしながら、

その人が取得している資格で、少なくともその人の

スキルがある程度は分かります。

そして雇う側としては、その人のアピール力よりも

ある機関が「その人には一定のスキルがありますよ」と

認めている方を優先するのは当然なのかもしれません。

となりますと、取得している資格が多ければ多いほど

就職先もその業種も選択肢が増えることとなります。

わたくしも、50代までにやりたい事がありますが、

いまのところ、とある資格が障害となっているために

将来の夢に向かっていてもとん挫してしまっている状態です。

やりたいことがあっても、その資格が無いと出来ないことも

世の中にはまだ多く存在します。

そういったところでは、資格は多ければ多いほど将来の選択肢が

増えるといった状況はまだ暫くは続くでしょう。

 

スポンサーリンク

 

30代までは「資格は不要」と過ごした

憶えることで精一杯

20代~30代までは、この業界の事を広く

把握していなかったと思います。

入社してからいくつかの仕事をこなす様になってからは、

社会人として覚えなければならない常識やマナーはもちろんのこと、

技術的なことなどをこなすのが精一杯でした。

しかしながら、夜中はテレビゲームをよくプレイしていましたので、

今思うとその時間に勉強をしておけばと後悔はあります。

「実力社会」との間違った考え方

30代も中ころには技術的にもキャリアを積み、

どんな業務でも一通り自分だけでこなす様に

なってきました。

その頃になってきますと、

他人と自分との力量が明確にわかってきました。

少し奢った考え方ではありますが、

資格を持っている方や自分より高学歴な方の中には、

自分よりはっきりと力量が劣っている方を多く

見受ける様になりました。

それは他人からもハッキリ分かるほどの力量差でしたので、

仕事のスピードや完成度はわたくしの方が上でした。

そして、その資格所持者や高学歴の方はミスや遅滞を繰り返し、

いつの間にか辞職していきました。

その時にわたくしは

「この世界は実力社会だ」

などと、間違った考え方をしてしまいました。

 

40代で資格勉強をしなくて後悔。でも今は楽しいです

40代で危機感を感じました一念発起

40代になり将来への不安とかを感じ始めた頃に

同年代の方々が次々と資格を取得し始め、

そこで初めて何も資格が無いことに危機感を感じる様になりました。

やはり、就職していますと、

実際はそうでは無いと思いますが世間は資格がある程度

その方の実力を指標となることを充分に感じましたし、

無資格者であるわたくしの言う事に説得力が無い様に

みられることもありました。

ここで、一念発起して資格を取得するべく

勉強を始める決意をしました。

 

わたくしの取得した資格

ここ5年間でRCCM(道路・鋼構造及びコンクリート)と

技術士補の資格試験に合格しました。

いまは技術士と宅建(宅地建物取引士)試験を主に目指して

その他FPやコンクリート関係の資格試験勉強をしております。

 

40代からの試験は正直キツい

わたくしも寄る年波には勝てず、体力・集中力ともに

30代にピークを向かえて、

40代中頃からはあからさまに衰えを感じております。

RCCMなど一日中の論文試験となりますと、

試験終了後は帰るのが億劫になるほど頭が疲労こんぱいです。

受験するたびに、

「体力が有り余る位の若いうちにしておけば良かった」

と後悔しております。

 

しかしながら勉強は楽しいです

今頃になって、

勉強する度に知識が増えてくる喜びを感じる様になりましたし、

資格とは別に経営学・経済学・心理学など

資格とは関係ない勉強も並行しておりますが、

勉強したことによる知識で自分の視野が広がり以前よりずっと

人生が楽に過ごせる様になりました。

若い頃はそれこそ勉強することが大嫌いでしたので、

若い頃に勉強をおろそかにしていた分、

むしろ今は勉強を楽しんでおります

 

資格取得後の変化

資格を取得するため以外にも、

今までしてこなかった人とのコミュニケーションや経営や

マーケティングなどの勉強で得た知識を実践することによって、

わたくしの周りの環境も変わってきました。

そのお陰もありますが、

資格を取得することによって周りの環境も良い方向へと

変化してきたのも事実です。

ヘッドハンティングの話も最近はひっきりなしに

頂くようになりましたが、

そこにはわたくしの取得した資格も大きく影響しております。

わたくしは資格を取得することで、

いままでよりランクが上がった人間に見られていると肌で感じます。

 

スポンサーリンク

まとめ

40代で資格試験の勉強を始めたわたくしははっきり

「遅すぎた」

と断言できます。

若い方々には、是非とも今のうちに

資格試験を受験し多くの資格を取得して、

安定した将来を獲得して下さい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次