勉強やダイエットなど新たに何かを始めようとする時に、最初の頃はモチベーションが高くても、そのうちモチベーションが低くなってしまい、結局は三日坊主になるってことありませんか?
新たに行動する時は、モチベーションに頼らずに習慣化を意識した方が継続することが出来ます。
朝活やブログなどを1年以上継続しているわたくしの経験を基に、モチベーションに頼らずに習慣化を意識するコツを解説します。
モチベーションより「習慣化」を意識する
勉強や仕事に限らず早寝早起き・ジョギングなどこれから始めたい行動は、モチベーションに頼ることなく習慣化を意識して行動しましょう。
例えば
例えばあなたも毎食後には歯を磨くと思いますが、モチベーションが低いからといって歯を磨かない時はありませんよね。
「歯を磨かないと虫歯になる」や「食後は口臭が気になる」という理由で、当たり前の様に歯を磨くわけです。
歯を磨かないと、なんか気持ち悪いですよね。
気分が落ち着かないというか。
「習慣化」とは、こういうことです。
その行動を起こさないと「気持ち悪い」レベルにまで体に染みつかせることで、モチベーションに頼らず
に行動できるまでに、あなたが始めた行動をライフスタイルの中で優先順位を上げていくのです。
行動を習慣化する方法
明確な目標を立てる
行動を習慣化するためには、習慣化したい行動に対して明確な目標を立てることが、まずは重要です。
「歯磨き」でいうところの「虫歯予防」「口臭予防」がそうです。
例えば勉強を始めたいのであれば「資格を取る」とか「○○を極める」といった感じです。
とにかく毎日やる
そして10分でも5分でもいいので、毎日やることです。
1日おきとか休日だけとかにすると、サボる口実となってしまいます。
習慣化を目指すには、その行動をあなたの体内にあるタイムスケジュールに刻む必要があります。
その行動を起こさない日は、一日中なんかモヤモヤするレベルにまで押し上げますので、とにかく毎日行動することを徹底しましょう。
ゆるくてもやる
さきほども述べましたが、体内にあるタイムスケジュールに刻む必要があります。
10分でも5分でもいいので、ゆるくても毎日行動しましょう。
無理にやらない
前述とは矛盾しますが、時間が取れなくてどうしても出来ないとか体調不良などでどうしても出来ない時は、無理してまで行動する必要はありません。
前述しました「1日おきとか休日だけとかにする」との違いは、「1日おきとか休日だけとかにする」だと「やらない」ことが事前に決定していますので、「やらない」ことがタイムスケジュールに刻まれることになります。
それに対して体調不良などで「やらない」のは、体内のタイムスケジュールには刻まれていない不測の事態なのです。
なので、どうしても出来ない時は「やらない」と言う様にするのです。
無理してまで「やる」と、その行動が「習慣化」や「モチベーション」では無く「使命感」になってしまいます。
「使命感」もまた、その行動を止めてしまう原因となってしまいます。
あくまでもあなたが継続させたい行動を「習慣化」する意識は変えないで下さい。
2か月以上やる
アメリカのとある実験では、人間があることを始めてから習慣化に要する日数は、平均で66日だそうです。
ですので、最低でも2か月は継続して行動しましょう。
習慣化したサイン
以上のことを意識しながらあなたが始めた行動を継続していくと、そのうちあなたはその行動をしないと1日のリズムがおかしくなると感じ始めてきます。
そうなれば、習慣化された証拠です。その頃には、モチベーションに頼ること無く継続することが出来るでしょう。
因みにわたくしの場合
わたくしは昨年から思い立って、下に書かれたことを習慣化したおかげで、それまでの生活習慣をガラッと変えてみました。
これも全て習慣化することが出来ましたが、わたくしの体感上ではいずれも1ヶ月以内には習慣化することが出来ました。
そして、神社参りはまだ始めて2か月くらいですが、その他はムリすることなく1年以上継続しています。
ちなみに「午後3時以降のコーヒー断ち」ですが、午後3時以降にコーヒーを飲むとコーヒーに含まれるカフェインが、睡眠に影響して眠れなくなるか浅い眠りになるそうです。コーヒー好きのわたくしにとっては最も辛い苦行でしたが、かれこれ2年くらいは継続しております。
モチベーションに頼ると継続しづらいワケ
モチベーションが高いと「やる」
行動をモチベーションに頼ろうとすると、その行動を起こす時には常にモチベーションが高める必要があります。
例えばこれから勉強しようと思っても、その時に勉強に対するモチベーションが高ければ良いのですが、人間の感情には起伏があるのが普通です。
モチベーションが低いと「やらない」
モチベーションが低い時は、「今日は残業で遅くなった」などのタイミングや「今日は体調が良くないな」といった体調面で「やらない」理由を探しては「明日はやるぞ」と言い訳をするようになります。
モチベーションに左右される
行動を起こすためのモチベーションは確かに重要です。
しかしながら、モチベーションだけに頼ることは、気の持ちようで「やる」も「やらない」の決定してしまうので、継続しづらいでしょう。
結局やらなくなる
そして「明日からやる」と決心しても、明日には違う理由を探しては「やる」ことを先延ばしにして、結局その「明日」は一生来なかった。
なんてこと、あるあるですよね。
わたくしには、テッパンのあるあるネタです。
モチベーションも大切です
確かにモチベーションは、何かを始めようとするには重要です。
ですが、モチベーションを行動のキッカケにすると、行動する時のモチベーションに左右されてしまうのです。
モチベーションは、次のようなタイミングで上手に使えば、「習慣化」と「モチベーション」のダブルで、あなたの始めたい行動が継続しやすくなります。
モチベーションを行動のキッカケとしない
ずっと解説していますが、モチベーションをキッカケに行動しようとすると、いざ始めようとする時のモチベーションに左右されてしまいます。
モチベーションが高い状態で始められる分には良いですが、モチベーションが低い時にはやる気も出ませんので、モチベーションが低くてもやるのであれば、最初からキッカケをモチベーションに頼らない方が良いです。
いつモチベーションを高めるか
では、モチベーションはどういった時に高めるのが良いか。
それは「行動していない時」と「行動中」です。
行動していない時
モチベーションを行動するキッカケにするなら、行動する直前では無くて行動していない時にしましょう。
例えばあなたが資格を取るために勉強を始めたとします。
ふと立ち寄った本屋に、取りたい資格の本が売っていたとします。
しかも中身が充実しているので、思わず即買いしました。
その時って「その資格を取るぞ」って、モチベーションが上がっていますよね。
その時は「帰ったらこの本で勉強するぞ」というヤル気が湧いてきます。
また、仕事中でも「今日も早く帰って勉強するぞ」など、今すぐに行動を起こすことの出来ない時にモチベーションを高めておいて、自分を「お預け状態」にするのです。
そうすればあなたは、あなたはその行動をしたくてウズウズするはずです。
行動中
あなたが習慣化したい行動を行っている最中に、モチベーションを高めることも大切です。
勉強を例にとると、あなたは今まさにしたかった勉強の真っ最中です。
そんな時に「勉強イヤだな」なんて思わないでしょう。
あなたが望んでいたことをしている最中ですから。
そして行動中には、モチベーション無理やり高めないで、行動している自分を褒める程度「俺、スゲー」くらいに思いましょう。
そうそれば、あなたが習慣化したい行動をしている自分が好きになるでしょう。
「勉強やダイエットなどを継続するには、モチベーションより習慣化する3つのコツ」まとめ
勉強やダイエットなど新たに何かを始めようとする時には、モチベーションに頼らずに習慣化を意識した方が継続することが出来ます。
わたくしもモチベーションに頼らず、習慣化を意識してブログや早起きと朝活などを継続し実践しております。
あなたも、何かを始めたいと思った時には、是非とも試してみてはいかがでしょうか。
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