【注意】令和3年度からRCCMの申込み方法と試験方法が変わります

建設コンサルティング業務で

管理技術者や照査技術者になるために

必要な資格であるRCCM

【(シビルコンサルティングマネージャ)資格制度】。

昨年の資格試験は

新型コロナウィルスの影響で中止となりましたが、

令和3年から申し込み方法と試験方法に

変更があります。

2021年4月6日現在で

判明した変更点をまとめました。

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目次

2021年4月1日更新のHPより

建設コンサルタンツ協会のHPから、

2021年4月1日更新の

【RCCM資格ホームページ】より

資格制度規程の改訂が更新され、

いくつかの変更点がありました。

HPを読み漁る限りですと

詳細は追って発表される様ですが、

2021年4月6日現在で分かっている

変更点をまとめました。

詳しくは、

建設コンサルタンツ協会のHPをご覧ください。

受験までの流れ

従来の試験と申込み方法や

受験方法が変更となり、

その日程もかなり変更されております。

まずは、時系列の流れを

簡単に下記にまとめました。

・受験申込:令和3年 5月17日 ~   6月18日

・受験予約:令和3年 7月12日 ~ 10月26日

試 験 日 :令和3年 9月  1日 ~ 10月31日

CTBの導入

令和3年度よりRCCM試験は

CTBで実施することとなりました。

CTBとは

「Computer Based Testing」の略称で、

コンピュータを利用した

試験方式のことです。

試験は解答用紙、マークシートに

筆記用具で記述するのではなく、

キーボード、マウスを利用して、

すべてコンピュータで解答します。

また受験者は試験実施期間中に、

希望する試験会場、日時を予約して

受験することになります

(建設コンサルタンツ協会HPより)。

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主な変更点

試験申し込み方法

従来は、受験用紙を郵送で

申し込む方式でしたが、

「受験申込」はWeb申請に、

「受験予約」はプロメトリックのHP

行うことになりました。

そのうち、

「受験申込」のWeb申請システムは

5月17日から利用可能になります。

2021年4月6日現在、

前述HPからはRCCM試験申込みは

見れませんので、

詳しい申し込み方法は

建設コンサルタンツ協会HPにて

発表があるかと思います。

なお「受験申込」は

令和3年5月17日~6月18日と、

従来よりも1か月半ほど締め切り日が

早いのでご注意ください。

試験方法

試験はパソコン入力で

前述のとおり、

令和3年度よりRCCM試験はCTBで

実施することとなり、

試験はキーボード、マウスを利用して、

すべてコンピュータで解答する

こととなりました。

そしてこれは余談かもしれませんが、

試験会場に筆記用具、腕時計、

ペットボトルなどの私物の持ち込みは

一切認められませんとHPに記述がありました。

それって、どうなるのしょうかね。

試験日の変更

試験日と会場が予約制に

試験日ですが、

従来は毎年11月の第1若しくは第2日曜日に

実施されていましたが、

今回からは試験日が、

令和3年9月1日~10月31日のうち

受験日と受験会場を予約して

申し込むこととなりました。

また「受験予約」はプロメトリックのHPで

令和3年7月12日~10月26日(祝日を除く)

で行います。

「受験申込」とは別に

登録が必要となりますので、

試験日の変更と共にご注意ください。

試験日を2日に分けてもOK

従来ですと

問題Ⅰから問題Ⅳまでを午前中と

午後に分けて1日で実施されていたのですが、

今回から、

「RCCM試験A」(問題Ⅰ・問題Ⅱ)

「RCCM試験B」(問題Ⅲ・問題Ⅲ)

に分けて実施されます。

いままで午前中の試験が「RCCM試験A」

午後の試験が「RCCM試験B」に該当します。

「試験A」と「試験B」の受験日は予約制となり、

同日に「試験A」と「試験B」を受験しても

「試験A」と「試験B」を別日の別会場でも

受験が可能となります。

因みにこれはまだ記述が無いのですが、

従来の採点方法から考えると

「試験A」が合格点で「試験B」が

不合格点だった場合、

次年度は「試験B」だけ受ければ良いって

ことにはならないでしょう。

記述問題

記述問題の設問は6月中旬に

RCCM資格のHPにて発表されます。

そして、受験の際には

そのうち1テーマが出題されます。

予想ですが、

発表されるテーマは3つないし4つで、

受験で出題されるテーマは

試験日によって変えると思います。

ですので、

先に受験した人に出題テーマを聞いても、

そのテーマが出題されるということは

考えない方が良いでしょう。

となりますと、

HPで発表された複数のテーマを

1つないし2つにまとめた論文を

作成することをおススメします。

そうしますと、

わざわざ発表されたテーマすべてに

論文を用意するより省力化が図れます。

論文のまとめ方につきましては、

別の記事に解説しておりますので、

そちらをご参照ください。

特に【技術論文編】では、

複数テーマを一つにまとめるコツを

解説しております。

試験方法変更への対策

試験方法が変更となったことに伴い、

今までの試験とは違う試験対策が

考えられます。

2021年4月23日現在、

その試験の内容までは

発表されておりませんが、

今の段階で考えられる試験対策を

まとめた記事があります。

そちらも参考にしてみては

いかがでしょうか。

登録更新の変更点

今までは、今年にRCCM試験を

受験される方向けでしたが、

既にRCCM資格を保有している方も、

登録更新方法に変更がありますので

ご注意ください。

登録更新時に必要なCPD単位が増えます

RCCM資格は登録してからの

有効期間が4年となっており、

登録の更新には

登録更新講習会を受講する他、

登録に必要なCPD単位を

保有することが必要となります。

そのCPD単位ですが、

本来であれば2020年4月から

登録に必要なCPD単位を

従来の100単位/4年から

200単位/4年に

引き上げる予定でしたが、

昨年の新型コロナウィルスの影響で

講習会が中止になったり

開催されていても密を避けるために

講習会への参加を見送るケースを考慮して、

当面は従来の100単位/4年とすることでした。

それが、建設コンサルタンツ協会NHPより、

従来(令和3年3月31日まで)は、100単位/4年、

令和3年4月1日より150単位/4年

令和7年4月1日より200単位/4年

とすることが発表されました。

来年更新の方は150単位/4年

今年の受験で合格される方や

来年の3月に更新される方は

それ以降の登録が200単位/4年となりますので、

ご注意ください。

登録講習会などがWeb化に

前述のとおり、

RCCM資格は登録してからの

有効期間が4年となっており、

登録の更新には登録更新講習会を

受講する他、

登録に必要なCPD単位を保有する

ことが必要となります。

そしてRCCM登録更新講習会と

自主学習システムの受講方法が

Webでの受講となります。

自主学習システムは従来も

パソコンで受講する方法は

変わりありませんが、

登録更新講習会は今まで

会場で行われておりました。

会場に行く手間が省けたのは朗報ですね。

まとめ

RCCM資格は、

建設コンサルタント業務に

携わる人としては

絶対に取得して損のない資格です。

今年度から試験方法が

がらりと変わりましたが、

慌てることなく対処して

受験に臨みましょう。

また、私が活用した勉強教材を

別の記事で紹介しております。

これからRCCM試験を受験する人は、

そちらもご覧ください。

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