RCCM資格試験の対策として、
大きなウェイトを占めるのが
論文だと思います。
しかしながら
「経験論文」と「技術論文」とでは、
同じような文章構成で書こうとすると
ムリがあります。
そこで、
わたくしが考えるRCCM資格試験の
「経験論文」と「技術論文」に
あった文章構成を解説します。
「経験論文」と「技術論文」にあった文章構成
・「経験論文」は「PREP法」
を意識した文章構成
・「技術論文」は「起承転結」
を意識した文章構成
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経験論文の文章構成
「経験論文」は「PREP法」
問題Ⅰの専門技術部門の
業務経験論文(経験論文)は、
書きやすさや読みやすさを考えると
「PREP法」を意識した
文章構成が良いでしょう。
「PREP法」とは
PREP法は下記の順番で文章を
構成する手法です。
・P(Point・結論)
・R(Reason・理由)
・E(Example・例)
・P(Point・結論)
文章の冒頭で結論を書いてしまうことで、
その後の文章を結論ありきで
読み進むことができますので、
読みやすい文章構成となります。
設計業務で作成する設計報告書なども、
「PREP法」を意識した文章構成の方が
読みやすくなります。
「PREP法」を意識した経験論文
文章の最初に、
技術的な問題点に対して
どのような対策を実施した結果、
解決することが出来たということを
書きます。
例えば、
「○○という技術上や業務上の問題に対して、△△を行った事によって解決した。」
とするのです。
その後は、前述の問題点に対する
対策を具体的に説明して、
もう一度結論を述べるようにします。
なぜ「PREP法」が良いか
読みやすい文章構成
論文など結論を述べる文章は
「PREP法」の方が読みやすいので、
経験論文は「PREP法」を意識して、
あなたの論文を添削する方にとって
読みやすい文章構成とした方が
良いでしょう。
経験論文は事前準備が出来る
経験論文は申込み時に
自ら選択した実務経験の中から
1業務を選択して、
その業務についての
技術上の問題点とその対応、
業務上の問題点とその対策
を書きます。
経験論文は、
ここ数年の出題傾向が変わりませんし、
この傾向は今年度も変わらないでしょう。
ですので経験論文は
事前に論文原稿を作成
することが出来るので、
「PREP法」を意識した
文章構成で書くようにしましょう。
結論が重複するので文字数稼ぎ
「PREP法」は、
結論を文章の冒頭と最後に書きます。
ということは、
結論が冒頭と最後で
重複することとなります。
ということは、
文字数が決められている
論文に対しては
文字数が稼げるということです。
まあこれは、
あくまでそういう結果に
なるってことですけどね。
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技術論文の文章構成
「技術論文」は「起承転結」
問題Ⅲの
管理技術論文(技術論文)は、
書きやすさを考えると
「起承転結」
を意識した文章構成が
良いでしょう。
「起承転結」とは
「起承転結」は、
小学校の読書感想文や作文などは
「起承転結」で書くよう
習ってきましたから
今さら説明は不要かと思います。
なぜ「起承転結」が良いか
技術論文は事前準備が出来ない
技術論文の出題方法は、
今年度から事前に発表される
いくつかのテーマから1題が
出題されることになりました。
そして例年通りですと、
出題されるテーマについて
提示された、
いくつかのキーワードを使って
論文を書くこととなります。
ですので技術論文は、
全てを事前に準備すること難しいです。
技術論文は「PREP法」が難しい
「PREP法」を意識した
文章構成の方が
読みやすいのであれば、
技術論文も「PREP法」を
意識して書けば良いと
思いますよね。
しかしながら「PREP法」は、
結論ありきで文章を構成していくので、
経験論文の様にすべての文章を
あらかじめ準備出来る問題では
対応できるのですが、
技術論文の様にその場で問題が
提示されるような出題方法で
「PREP法」を意識した
文章構成を作成しようとするのが
難しいのです。
書きやすい文章構成
技術論文は「PREP法」が
難しいこともありますが、
問題Ⅲは同時に
問題Ⅳ-1・問題Ⅳ-2の択一問題も
こなさなければいけません。
論文の文章構成に
時間を費やしている場合では
ありません。
ですので技術論文は、
小学校から使い慣れている
「起承転結」を意識した
文章構成が良いでしょう。
まとめ
今回はRCCM資格試験の
論文問題に対して、
個人的におススメな
文章構成を解説しました。
論文の内容につきましては、
別記事にまとめてありますので、
そちらも併せてご覧いただき、
試験対策に役立てばと思います。
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